育児の悩み 食事編

食習慣による肥満の解消

子どもの肥満は、大人になっても肥満になったり、生活習慣病にかかりやすかったり、いじめの原因となったり、悪いことばかりです。あなたの大切な子どもさんを救うためにも、親と子が協力して肥満を改善させる努力をしないといけません。

 

それでは、食習慣の改善による肥満解消のポイントを紹介します。

 

・糖分と油分の取り過ぎに注意しましょう。脂肪は高カロリーですが、成長に必要となる栄養素なので、極端に減らさないように調整してください。

 

・子どもに必要となるエネルギーは、学童期では、1日約2,000kcalと言われています。そのことを頭に入れて、朝食400kcal、昼食800kcal、おやつ200kcal、夜食600kcalを目安として配分してみましょう。

 

・揚げ物、焼き物、炒め物よりも、煮物の方が脂肪分を抑えられます。

 

・米やパン、麺類などの炭水化物は、エネルギー全体の60%程度にしてください。

 

・肉や魚、卵などの動物性タンパク質と、大豆製品の植物性タンパク質を摂りましょう。

 

・カルシウム(魚介類、小魚、乳製品、野菜、海藻など)を毎日必ず摂りましょう。

 

・食物繊維を多く摂るように、海藻、きのこ類、果物、根菜を料理に使いましょう。

 

・鉄分(レバー、肉、魚、緑黄色野菜、貝類、卵など)を摂りましょう。

 

・早食いをやめ、よく噛む習慣をつけましょう。休憩しながら食事を取り、水で食べ物を流し込まないようにします。

 

・ジュースや牛乳を、水やお茶に替えるだけで、かなり摂取カロリーを減らすことができます。