育児の悩み 食事編

食事のマナー

食事をすることの楽しさや、食べ物を味わって食べることを、幼児期の子どもに教えるのは大切な教育のひとつです。また、食事を楽しみながら、少しずつマナーも教えていきましょう。

 

幼い頃に身につけた習慣は、そのまま変わることなく、ずっとその人に付いて回るものです。大人になって社会に出た時に、恥ずかしい思いさせることのないように、子どもの頃から、ちゃんとした食事マナーを身につけることが望ましいのです。

 

それでは、小さな子どもさんでもできる、食事のマナーを紹介するので、家庭で参考にしてみてください。

 

・テーブルについたら、元気よく「いただきます」を言ってから食べ始め、食べ終わったら「ごちそうさまでした」を言う習慣をつけましょう。

 

・家族と楽しく会話しながら食べるのは悪いことではないですが、大声を出して騒いだり、口に食べ物がたくさん入っているのにしゃべったり、食べている最中に立ち上がって遊び出したりするのは、お行儀がとても悪いです。外食した際に、このような悪いマナーをすると、とても目立ちますし、周りにも迷惑をかけてしまいます。家庭で普段の食事から、そのような行動は良くないことを教えておきましょう

 

・良い姿勢で食べるように心がけましょう。背中を丸めて猫背の姿勢で食べるのは、お行儀が良くありません。また、悪い姿勢で食べると、消化にも悪い影響を与えます。背筋をピンと伸ばして、まっすぐと座って食べる習慣をつけましょう。箸を右手で持って食べる場合は、左手は食器や茶碗に軽く添えるようにしましょう。ひじをついて食べるのも、お行儀が悪いので、注意しましょう。